読みました。
掃除や所用を済ましつつ大晦日に読み切れてとりあえず良かったですね。
あらすじ
プレオープン中に起きた銃乱射事件のため閉園に追い込まれたテーマパーク・イリュジオンランド。
廃墟コレクターの資産家・十嶋庵(としまいおり)はかつての夢の国を二十年ぶりに解き放つ。
狭き門をくぐり抜け、廃遊園地へと招かれた廃墟マニアのコンビニ店員・眞上永太郎(まがみえいたろう)を待っていたのは、『このイリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る』という十嶋からの伝言だった。
それぞれに因縁を抱えた招待客たちは宝探しをはじめるが、翌朝串刺しになった血まみれの着ぐるみが見つかる。
止まらない殺人、見つからない犯人、最後に真実を見つけ出すのは……
ホテルや生活空間などの普通の殺し？ではない非日常な感じの作品は手に取る機会なかったので廃墟×テーマパークという舞台設定を楽しめました！(パンフレットがついてるのもいいですね、楽しい雰囲気出ます。)
また文中では現在と過去が入り交じる形ではありますが、読みやすいように整理されていました。
登場人物の数もやや多くと氏名も難しい面もありましたが、登場人物一覧がはじめの方についていたので眺めればokでした。
以下ネタバレ含みます。
そもそも発端となった20年前の事件からかなり時間がたってから推理大会を開いたわけがちょっとわかんないですね。
また元々怪しい行動していた人物いましたと思ったんですけど…ラストはSFだったり盗聴器をつけることができたりと、、、ならなんでもできるやないかいって感じはあって論理が通らない部分が一部あったと思います。
ギャニーが歩きづらそうにってのは別になんでもなかったのか〜〜、着ぐるみ来て待ち合わせ場所に行ったってこと？？？？普通に怪しいし、もうちょっとマシな準備できなかったのかしら。
あと幼少期の記述は信用できるのかできないのかよくわかんなかったのもありましたが、そこは卓越した表現により混乱させられたということで。
うーん、ミステリーですね。
おわり
廃遊園地の殺人
メモ
