読みました。
生首に〜とは違って学校が舞台
あらすじ
教室にあるはずの48の机と椅子がすべて消え、代わりにコピーされた遺書と級友の冷たい骸(むくろ)だけが残されていた。しかも密室で。自殺か他殺か。高3で、推理マニアの工藤順也はこの謎に果敢に挑むのだが……。本格ミステリの甘美な果実にして、瑞々しい青春小説。法月綸太郎のデビュー作にして、不朽の名作。(講談社文庫より引用)
雑感
プラスチックタイルが素人でも1時間やそこらで張替え可能かはおいておいて、死体を動かすってのは面白かったと思います。
というのも、犯人が言葉のまま三者三様。いや、四者ですね。
どこまで読めば絞り込めるんでしょうか、絞り込めないからこそ傑作だと思わされるわけですが塩梅が難しい。
大神については冒頭から怪しく、八代についても自殺説のプッシュが強く怪しい。吉沢についても思わせぶりな描写が多くて…
本田教諭は協力者かと思ったけど、マジで殺しに来てたんですね。
犬塚が大塚とか、腰のベルトにカッターがくっつくとかはちょっとよくわからなかったのと、
梶川と八代の話は何でもなかったんですね。
読めてよかったです。
おわり
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メモ